おはようございます。
先日のイベントの話で
雇用調整助成金、家賃支援給付金
などが出ていて補償が何もない。
持続化給付金も出てるだろ。
イベント助成金も出てるだろ。
飲食店と同じくらい辛いみたいな
書き方をするな。
とご指摘をいただきました。
ですので、詳しく書こうと
思います。
本日は
コロナ禍のエンタメ業界
について話を
していきます。
エンタメ業界は多くあります。
娯楽としてのTVも映画も、ドラマ、
LIVE、コンサート、歌舞伎、演芸
などなど・・・
数えきれないほどのものが
あります。
これは表舞台。
裏にはもっと多くの会社や人が
繋がり、動いています。
例えば・・・。
コンサート。
表舞台は
アーティストさんと観客さん
裏方には
舞台監督、総合演出、イベンター、
音響、特殊効果、PA、照明、
舞台設置・解体大道具、小道具、
ローディ、搬入搬出、会場警備、
グッズ販売会社、グッズ制作会社。
もっと多くの人たちが繋がって
仕事をしていきます。
コロナ禍が始まった1年半前。
まず制限がかかったのは、
エンタメ業界です。
会場の50%の収容人数。
が、最初でした。
出来てるじゃん？
と思われると思います。
分かりやすくするために
会場の使用料の話をしてみましょう。
もっと多くがかかりますが
分かりやすく例えます。
東京ドーム1日の使用料は
平日で19,800,000円
土日で22,000,000円
準備日料金で8,250,000円×2（前後日）
つまり、土日のどちらかで
公演をすると
38,500,000円
がかかります。
会場費だけでです。
ここに
アーティスト所属会社への支払い
アーティストへの支払い、
バンド、コーラス、ダンサー
への支払い
舞台監督への支払い
特殊効果会社への支払い
音響会社への支払い
舞台の制作会社への支払い
舞台設置、撤去費用、
場内、場外警備
東京ドームクラスにはると
規模も大きく、費用もかさみ、
250,000,000円くらいがかかります。
会場使用料と足すと
1DAY：300,000,000円
でお釣りがくる金額。
東京ドームのLIVEの
キャパシティは会場の
作り方によりますが・・・。
最大で5,500人。
チケット1枚を6,000円で
販売をした場合・・・。
チケット収益は
330,000,000円
利益は30,000,000円
これが主宰者が受け取る利益です。
またこの利益の金額を上げる為に
グッズの制作をして販売をします。
30,000,000の金額を使う場合も、
持ち出す場合もあります。
なので、東京ドームでのLIVEは
2DAYSとかで行われる場合が多いです。
1日で終了すると、38,500,000ですが
2日行うと60,500,000円となり、
設置準備費用が2回分得できるからです。
しかし、コロナ禍になってからは
最大キャパの50%減。
つまりライブをやるだけで、
赤字になります。
莫大な金額で。
そして、緊急事態宣言が
発令されれば中止。
しかし、最近できたイベント助成金の
最大金額は30,000,000円まで。
支払われるのは主宰者のみです。
会場を借りる場合、半年以上前から
スケジュールを抑えます。
また不測の事態に対応した
保険も存在します。
例えば天災、アーティストの
怪我などでライブができなかった
場合に支払われる保険です。
この中に含まれないものが
あります。
それは
・スキャンダル
そして
・ウィルス
です。
半年後に緊急事態宣言かどうか。
誰もわかりません。
そんな博打に300,000,000円を
はれる人を原口は漫画以外で
知りません。
長くなりましたので
本日はここまでになります。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
みなさんにとっていい一日に
なる事を願っています。
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